
こんにちは。ピイスケです
↓前回記事はこちらです。
もくじ
2週間ほどが経ちました。
まだまだ終わりは見えてきません。
どのくらいの人々が犠牲になってしまったのか調べてみるのですが…
情報が錯綜し、何が本当で何が嘘なんだかわかりません。
まるでロシア側とウクライナ側の希望的観測がそのままニュースになっているかのようです。
ここ数日、私はインターネットやSNSでそれらの希望的観測に振り回され、怒ったり、悲しんだりしている人々を多く見ました。
例えば…
このニュースが流れた際、多くの人が怒りに震え、SNSに書き込みをしていました。
のですが…
幸いなことに全員生きていました。
…喜ばしいことではありますが…
私は
ゼレンスキー大統領ですら、情報を把握できないってこと?
そう思いました。
また、そうこうしているうちに新たなニュースが運ばれてきて…
…多くの人々は一喜一憂を繰り返しています。
冷静でいれば、もっと良い判断ができるのではないでしょうか。
人々がなぜ感情を消耗して、SNSなどに余計な書き込みをしてしまうのか、改めて考えてみました。
「わからないことをわからないままにしない。」それは、大人や社会人としては当然のルールだと思います。
しかし、それは答えが明確な場合のルールです。
混乱のさなかにおいては、明確な答え(事実)は現地の人しかわからない上に
・現地の人がウクライナ人か、ロシア人なのか。
・取材したのは誰か。
・どこの国で放送するか。
様々な要素で事実の伝わり方が変わります
さらに、戦況は目まぐるしく変化するので…
つまり、「何が事実かはわからない。」のです。
正確に言うと、「多分そうだろうな」という判断は下せても「絶対こうだ!」ということは言えないのです。
多くの人は「多分そうだろうな。」で立ち止まることに耐えられないのではないでしょうか。
「多分そうだろうな」という情報に「自分の希望」をプラスし、事実かのようにSNSに書き込みしてしまいます。
自分なりの答えへどうしてももっていきたくなる、その気持ちはわかるのですが、わからないものを事実のように信じたり、書き込んだりするのはやめましょう。
情報が間違っているのを知っているうえで、同じ書き込みをツイッター上に何件も行い人々の反応を楽しむ。
そんな人間いるの?と思うかもしれませんが、いるのです。
こういう人を見つけた時、そして、それに反応して、怒ったり悲しんだりしている人を見た時、私は一番虚しくなります。
こういう人を見た時には一歩引いた立場で、スクショでも、魚拓でもいいので記録を取っておくのがいいと思います。
↓こちらはどんなページでも魚拓が取れます。
ロシア、ウクライナ?
NATOとかよくわからんけど…
なんか大変そう!!!
→助けよう!
or
→叩こう!
その場の勢いや、有名人の「独自な視点」にそそのかされ、書き込みをする。
正直、こういう人が一番多いと思います。
著名人、有名人でも、普通に適当なことを言っています。
SNSに書き込みする前に調べればすぐにわかりますので、まずは調べてみてください。
人々を混乱させるのが好きな人を直すのは難しいですが、それ以外の場合は対策が立てられるはずです。
書き込む前に、1時間、できるなら1日時間をおいてみましょう。
普通に考えればおかしい…ということを発見したり、書き込むにしても、もっといい表現方法が浮かぶかもしれません。
今自分が書き込もうとしていることを、友達や親、ウクライナ人や、ロシア人に面と向かって言えるかを想像してみてください。
SNSに書き込む際にはこの姿勢が大事だと思います。
正確な知識があれば、もやもやを減らせるはずです。
日本で起きた出来事の事実を探る際、ひと昔前の賢い人は、右派、中道、左派の新聞をそれぞれ読んでいました。
例:
産経新聞→右派
日経新聞→中道
朝日新聞→左派
それはなぜか?
理由は簡単で、
一つの出来事でも、右派にとってはメリット、左派にとってはデメリット(逆も然り)ということがあり、書き方が変わってくるからです。
例:原発廃止のニュースがあれば…
左派メディア→喜ばしいこととして書かれる。
右派メディア→あまり喜ばしくないように書かれる。
世論調査も、無作為に選んだ世論なら、結果が同じになりそうですが、なぜか各社でばらつきが生まれます。
これはミステリー。
今回も上記のように、それぞれの派閥で書かれ方が大きく異なっています。
なので、なるべく多面的に情報を得るためには西チーム、東チーム、第三者国のニュースを見る必要があります。
↓メディアのリンク集がありました。参考にどうぞ。
日本、アメリカは西チームなので、当然ウクライナにとって良いニュースを流します。
中国や、ベラルーシは東チームですので、ロシアにとって良いニュースを流します。
第三者国はどちらの意見も取り入れたニュースになっています。
英語、ロシア語読めないんだけど…という人も安心してください。
グーグル先生に翻訳してもらいましょう。
画面越しに、皆様の感情が伝わってきます。
正直、それが普通だと思います。
私もロシア人と結婚しているから多くの情報に目を通しているだけで、
もし日本人と結婚していたらわざわざここまでニュースを見ることはないでしょう。
なので、皆様に楽しんで最低限の知識をつけてほしいという思いから、クイズを用意しました。お時間がある方は是非どうぞ。
全問正解できましたでしょうか。
出家している人や、どこかに監禁されているなど、外界と情報が遮断されている人以外は全問正解できるはずです。
今後もクイズをちょこちょこ挟んでいきますので、息抜き&勉強にどうぞ。
正直言って、私の立場は情報発信者としては弱い立場だと思います。
「中国に留学経験があり、ロシア人と結婚している。」
これだけ聞くと、「こいつ、社会主義陣営のスパイか?」と思われてもおかしくありません。(念のためスパイではないとお天道様に誓っておきます。)
しかし、そんな立場の私を信じてくれる人がいます。
このブログではそれらの本当に偏見なく平和を愛する人のために、有益な情報を伝えていけたらと思います。
最後に、ニュースを取捨選択する際に、とっても役立つ名言を紹介します。
真実を探している者を信じよ。真実を見つけた者は疑え。
アンドレ・ジッド
※わかりやすい解説をしているブログがありましたので、ご参考にどうぞ!
長々と失礼いたしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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