【ウクライナ危機】ロシア人と結婚した私が思うこと7【終わりに向かって前進あり?国連人権理事会とは】

ピイスケ
ピイスケ

こんにちは。ピイスケです

↓前回記事はこちらです。

終わりに向かって前進あり?

ウクライナ、ロシアの交渉が少しずつ前進しています。

※魚拓を取ってありますので、リンク切れの場合は連絡ください。

ロシアとしては、ウクライナの「NATO非加盟」という最も大きな目標の確約を得たので軍縮を開始した、ということでしょうか。

しかし…

撤退後の街は目を覆いたくなるような光景が広がっていました…



第三国の調査機関による徹底的な調査、この残虐な行為を行った者の処罰を待つばかりです。


国連人権理事会について

この事案を受けて国連人権理事会によってロシアの理事国資格停止の決議が採択されました。

採択についてロシアのクズミン国連次席大使は
「国連人権理事会は、日和見主義的な目標を達成するために仕組みを悪用する国家集団で占められている」
と主張。

自ら離脱を表明したのですが…

実はアメリカも過去にこの国連人権理事会を「政治的偏見のはきだめ」だと批判し、脱退した経験が有ります。

ただまたすぐに加入しましたが…


国連人権理事会はクソ。この部分に関してはアメリカとロシアは同じ意見のようです。
そう考えると。アメリカ、ロシアどちらにも敵対視される国連人権理事会は第三者的な機関であると言えるのかもしれません。

現状を俯瞰で見れば…

・紛争は縮小傾向にあり
・ロシアは国際社会から制裁を受けつつ、西欧以外とのつながりを深め
・ウクライナは国際社会、国連へ変革を求める

そんなフェーズに移行しつつあるように見えます。

「ウクライナ危機」ここまでの状況を見て、私が考えたこと

国民は…

「国家」という自分が所属する最も大きいコミュニティに対して、「生命」という自分が持つ最も大きなものを賭ける。

ある意味、戦争参加は国家に対する最大の献身です。

ただ、全員が全員国家の為に戦うという時代ではなくなってきているのかな?と思いました。

この記事では以下のようなことが述べられています。

「国家のため国民が戦う」のを当たり前と考えないことには、様々な意見があり得るだろう。しかし、その良し悪しはともかく、「自分の生命が大事」と思えば、「戦争があれば避難する」という選択は、ほとんどの人にとってむしろ合理的かもしれない。

ただ、従来は戦火を嫌っても、ほとんどの人にとって母国を離れることが難しかった。それがグローバル化にともなう交通手段の発達、国をまたいだ移住システムの普及などで可能な時代になったから目立つようになっただけ、といった方がいいだろう。

「国家の為、とは言えども命までは懸けたくない。」そのような意見が従来より言いやすくなったのかもしれません。

いずれにしても、一般市民は戦争したくないというのが本音でしょう。

当事国(ウクライナ、ロシア)に対しての大前提としての接し方。

ウクライナ危機が発生してから、多くの専門家、知識人がそれぞれの知見に基づいて発言を行いましたが、その中で橋下徹さんの意見がめちゃくちゃ叩かれていました。

一般の人A
一般の人A

戦わずにロシアのいう事を聞けというのか?

一般の人B
一般の人B

降伏したら皆殺しにされる

などなど…本当に死ぬほどたくさんの批判的な意見が書かれました。

私は…「命が一番大事」という立場です。

なので、橋下徹さんの
先に交渉、降伏することで、死傷者の数を減らせるんじゃないか?
という考えは同意できる部分があります。

しかし、橋本さんの発言は間違っている。そう思うのです。

なぜなら…

当事者のゼレンスキー大統領が戦うと言っているからです。

ウクライナの民主主義に基づいて選ばれたゼレンスキー大統領が決めたことは、ウクライナでは最も尊重されるべき決定、意見です。

日本人がどんなに歴史を勉強しても、それは机上の知識を頭に入れただけで、ウクライナで生活している住民の感情やロシアとの関係は完全には理解できません。

なので結局のところ、当事者の意見を最も大事にするべき。
と、私は思うのです。

もし日本で戦争が起きた際、日本人が戦うと言っているのに知らない外国人から反対されたら…

それはやはり頭にくるでしょうね。

ゼレンスキー大統領の判断へ影響を及ぼすことができるのは命を懸けている人だけだと思います。

ひろゆきのような屁理屈意見で申し訳ありません。

それにしても…

叩きすぎ感はあります。

発言する自由を尊重すること、そしてその発言を落ち着いて反芻する冷静さはあるべきだと思います。

終わりはいつ来るのか?

それはまだわかりません。
期間が長くなればなるほどなればウクライナ、ロシア共に損失が大きくなるので、双方早期の終了を望んでいるのは間違いないでしょう。

一刻も早い争いの終結を願うばかりです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


↓続きです。

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