こんにちは。ぴいすけです
ネオン風看板、作ってますか?
今回は、自作ネオン風看板を作る上で必要になるドリルピットについて語っていきます。それではどうぞ。
もくじ
いきなりですが、
「アクリル板に電動ドライバーで穴をあけるときには、ドリルビットはアクリサンデーのアクリル板専用ビットを使うべき。」
それが答えです。
終了!!閉廷!!
素直な方は、さっそくアクリル板専用ビットを買いましょう。
なんでアクリサンデーのアクリル板専用ビットなんだ?普通のドリルビットじゃダメなのか?
という疑問をお持ちの方は以下をお読みください。
まず大前提として、ドリルビットの説明をします。
ドリルビットとは、電動ドライバー(ドリルドライバー)の先につける工具を指します。
上記右上の2つがそうですね。固定部分が六角になっているものをよく見ると思います。
早速アクリル板専用ビットを使う理由を述べていきます。
アクリル板専用ビットはアクリルに当てた時、滑りくいです。
上記をご覧いただくとわかりやすいのですが、アクリル板専用ビットのほうが先端が鋭利。なのでアクリル板に突き立てるような形ですぐに固定ができます。
ドリルの回転し始めも滑りにくいので狙ったところに簡単に穴をあけられます。
一般ドリルに比べ、アクリル板に素早く穴を開けられます。
電動ドライバーのパワーなども関係していると思いますが、5mm厚のアクリル板に穴をあける場合、かかる時間は
アクリル板専用ビットでは3秒ほど
一般のドリルビットでは7秒ほど
でしょうか。
見ての通りです。
上記のように、一般的なドリルビットで連続してアクリル板に穴をあけていくと、ほぼ確実に起きる問題があります。
それは…
アクリルのカス、熱で溶けてドリルビットにこびりつく問題
です。
このカスはカッターナイフなどでとることができるのですが…これが非常に面倒!!
しかも除去しても穴を連続で開ければカスはすぐにまとわりついてきます。カスは穴をあけて数十秒から数分でカチカチになるので毎回除去などしてられません。
その結果…カスが付いたまま、アクリルに穴をあける。という狂った行動に向かうことになります。
すると…
こんな感じに、穴の入り口が大きくなったような形になってしまいます。
この「アクリルのカス、熱で溶けてドリルビットにこびりつく問題」。
アクリル板専用ビットでは起きにくいです。というか起きたことがありません。
削りカスがついていても…
さっと一拭きでこの通り。そもそも一般的なドリルにある溝がアクリル板専用ビットには無いので、アクリルカスが溶けても溜まる場所がありません。勝利です。
ちなみにアクリル板専用ビットであけた穴を上から見るとこんな感じです。綺麗ですね。
アクリル板に穴をあける際の選択肢として、CO2レーザーというものがあります。
このCO2レーザー、間違いなく一番きれいに、正確に穴をあけられるのですが、2つ欠点があります。
まず…ドチャクソ高いということです。以下、グーグル検索での結果ですので、参考にどうぞ。
ワイはアクリル板に全てを賭けるんや!!
という方は止めはしませんが、
ちょっとアクリル工作してみたいゾ~
くらいの興味でドチャクソ高い機械を買ってしまって
————数週間後
…
(やべぇ…コレ…飽きたわ…)
となっては目も当てられません。
電動ドライバーとドリルビットならせいぜい1万円するかしないかで揃えられます。
まずは電動ドライバーとドリルビットで工作してみて、めちゃめちゃハマッたらCO2レーザーを買う。くらいでいいのではないでしょうか。
そもそも大きなアクリル板を加工することはないとは思いますが
…CO2レーザー加工機では、大きなアクリル板を加工することはできません。
というかCO2レーザー加工機のサイズ内の大きさのアクリル板しか加工できないのです。
じゃあデカイCO2レーザー加工機買うたらええやん。
と思われる方もいるかもしれませんが、大きいアクリル板を加工できる、いわゆる工場、業務用と言ったようなサイズの加工機はひとつなぎの財宝くらい高いです。
そんな加工機買えません。というか、それなら買わずにプロに加工してもらったほうがいいと思います。
最初にも言いましたが、
ドリルビットはアクリル板専用ビットを買うべき!!
以上です。
これからもよろしくお願いいたします。
ぴいすけ