【シベリアで見かけた武士道】シベリア・アバカン旅行(新婚旅行?)で心と体をリセットした話【その3】

ピイスケ
ピイスケ

こんにちは。ピイスケです


↑の続きです

ロシア、シベリア3日目

3日目は妻の家族と一緒に、街へロシア在留についての手続きに行きます。

ホテルに泊まる場合にはホテルがその手続きをしてくれるのですが、親族等の家に泊まる場合には自らその手続きをしなくてはならないのです。

早速行きましょう。


義兄の家はフルシチョフカと言われる団地なのですが…目の前に小さな公園があります。
暗い時には気づきませんでしたが、その公園にロシアらしい作品がいっぱいありました。

オリジナリティあふれる、味わい深い作品たち…。
手作りらしい温かみがあっていいですね。

手続きへ

ロシアでの手続きは煩雑で時間がかかると噂には聞いてはいましたが…

本当に煩雑で3時間くらいかかりました。

書類が一枚足りなかったらしい…。

…でも何とかなりました。

どうやって何とかしたかは不明です。



とりあえず終わってよかったと思いましょう。

手続き終了間際、受付の女性に

受付の人
受付の人

日本人がアバカンに来たのは本当に久しぶりよ。


という事を言われました。

妻は

妻

田舎だからすぐにうわさが広まるよ。

と言っていたので、謎の日本人についての噂はまもなく、もれなく町に知れ渡ることでしょう。

ピイスケ
ピイスケ

常にみんなに見られる男。


どうぞロシアのみなさんトゥルーマンショー(シベリア編)を楽しんでください。

アバカン市内散策

手続き後は自由時間、アバカンの町を散策します。

Preobrazhensky公園というところを散歩。

町も、建造物も非常にきれいです。

沢山の子連れで賑わう公園。

平日昼間ということもあり、公園に付属されたジムには誰もいませんでした。

その後は市場へ…

ピイスケ
ピイスケ

おっ!!


武士道コーヒーというコーヒーを発見。
他のコーヒーの値段と比べると…高い。隣のネスカフェの2倍はします。


少し調べてみると、CMがありました。時間をドブにぶん投げたい方はどうぞご覧ください。

ドヤ顔やめろ。

日本人がいないところで謎日本文化が発展する現象、誰か名前を付けてくれ。

…気を取り直して次に行きましょう。

ロシアのケーキやパン

日本のパンやケーキはサクッと軽いものが多いですが、ここのケーキやパンは中身がぎゅっと詰まって激重。カロリーもなかなかありそうです。

今ロシアからなくなりつつある?コカコーラ。世界中変わらない味なので、中国でもお世話になりました。

日本では考えられない、ピザと寿司をくっつけたお店。

どこでお昼を食べるか悩みましたが…今回はボルシチを食べました。

Вкусно – и точка.

恒例の散歩タイム

家へ帰ると、またエニセイ川付近を散歩しました。

静かで風が心地よい…

紹介を忘れていましたが、実家で飼っているワンちゃん(カズビェク君)も一緒に散歩しています。

こんなに可愛らしい顔をしているカズビェク君ですが…

ガチで噛みます

初めて会ったときに噛まれそうになりました。

ピイスケ
ピイスケ

明確な殺意を持ったワンちゃん、人生で初めて見たかもしれない。

ただ、私が妻の家族と触れ合っている姿を見ると、私が無害だと理解してくれたようで殺意は一瞬で0になりました。



義父
義父

ここらへんでは防犯や野良犬対策に犬を飼っている人も多いよ。

とのことです。…防犯の為とはいえ日本でここまで殺意を持ったワンちゃんを飼うのは考えられませんが、ロシアの不審者に対してはこのくらいがちょうどいいのかもしれません。

カズビェク君はしっかりと仕事をしていたんですね。

ひっ!!

ピイスケ
ピイスケ

いきなり近づいてくると少し怖い

散歩途中、義弟の同級生にも出会いました。

普通に馬に乗って登場してきたので面白かったです。

ピイスケ
ピイスケ

呂布の登場シーンかよ

エニセイ川の近くで農業を営んでいる家庭の子です。

馬、かわいい。

その後も時間を忘れて自然を堪能しました。

きれいな夕焼け

…10月中旬の夕方。シベリアは既に凍えるほどの寒さになっています。あったかい家へ帰ろう…

実家へ

家へ帰ると、バブシュカ(おばあちゃん)がいました。

初対面の私にキス&ハグの嵐。殺意をもって出迎えてきたカズビェク君とは真逆です。

さらにバブシュカはご飯まで用意してくれていました。



カツレツとマッシュポテト、ブリヌイなど。

トマトは庭で採れたオーガニックなもの。おいしい。日本でトマトは高いので、ここぞとばかりに食べまくりました。

外が寒いからなのか…人や食べ物の温かみが際立って一層ありがたく感じられます。

夕飯を食べ終わった後は時計を気にすることもなく、眠くなったら寝ました。

明日はどんな日になるんだろう。明日を楽しみにしてベッドに入るということも、よくよく考えると久々だったかもしれません…

↓続き


4 COMMENTS

嬉野

時々面白く拝読しております
自分もロシア人奥さんがいて今モスクワに住んでおりますので、なんか実家初訪問とか、デジャブーな感じでとても面白く、勝手に自分の時はこんなだったなんて思い出してました。

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ピイスケ

コメントありがとうございます!
現地在住の方にお褒めいただけると尚更嬉しいです!😁
モスクワにもいつか行ってみたいなぁ😌

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ぼん子

ツィッターからやってきました。

面白かったです!
シベリアは、イルクーツクとウラン•ウデに行ったことがあります。
アバカン、行ってみたくなりました。
ロシア語も好きなので、また行きたいです!
他の記事も拝見しますー

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