【Moon】ELワイヤでネオン風看板(ネオンサイン)を自作する【…それもラブ…これもラブ】

はじめに

ピイスケ
ピイスケ

こんにちは。ピイスケです

夜の町に怪しく儚げな光を放つネオン看板…

見ているだけで癒されますよね。

最近、私はネオン風看板の自作にはまっています。

サムネイルにある看板はプレイステーションの伝説的ゲーム、「moon」のゲームパッケージを参考にして作りました。

ドビュッシー 月の光

※Moonをご存じの方はBGMと同時にお楽しみください。

きっかけ

きっかけはツイッターのある書き込みでした。

ピイスケ
ピイスケ

…いい。

ネオンってかっこいいな!…改めてそれを実感したのです。

しかし、本物のネオンライトはガラスを加工して作る、「本当の職人さんが作る」ものです。素人が気安く作れるものではありません。

ネオン風の看板でもいいから、何かないかな…と探していた時に見つかったのが以下のサイトです。

ピイスケ
ピイスケ

素晴らしいサイトだ!!!

今回は、このサイトで書かれていないELワイヤ看板自作のポイントと注意点を書いていきたいと思います。
また参考サイトのものは穴あけにCO2レーザーを使用していますが、私は電動ドリルを使用している為、参考サイトのものに比べ、よりアナログな方法になるかと思います。

それでは、どうぞ!

用意するもの

まずは必要なものを揃えましょう。ELワイヤと熱収縮チューブ以外はホームセンターで買えます。

1.お好きな色、長さのELワイヤ


AliExpressで安く買えます、しかし不良品があった場合に返品がめんどくさそうだと思ったのと、早く商品が欲しかったので、私はアマゾンで注文しました。

買ったのは…
jiguoorという所が販売しているELワイヤで太さ2.3ミリ、5メートルで1399円のものです。

ELワイヤーは基本は電池式ですが、USB電源のものもあります。
どちらを使うかは自由です。


↓実際の色の見え方についても調べてみたので、気になる方はご参考にどうぞ。

2.アクリル板


お好きな大きさのアクリル板。
アクリル板にはキャスト版と押し出し版の2種類がありますが、キャスト版を買ってください。


押し出し版の表面には矢印のイラストが書いてあります。
(キャスト版の表面には書いてありません)


厚みに関しては薄い方が安くて加工しやすいです。
3mmくらいがベストです。

ピイスケ
ピイスケ

…厚みがあればあるほど重厚感あっていいのでは?

私は初めそんな安易な考えで5mm厚のアクリル板を買ったのですが…失敗でした。
重厚感はあるのですが、厚すぎると本当に加工がしにくいです。



3.熱収縮チューブ



アクリル板裏側のELワイヤを目立たなくするため&絶縁に使用します。
ELワイヤが太さ2.3mmなので、φ3mmもしくはφ2mmのものを買ってください。
個人的にはφ2mmのほうがすっきりした見た目になって良いと思いました。

4.接着剤

株式会社モリトクさんのもの。100円均一で買いました。

↓参考記事を見た方がいいと思いますが、シアノアクリレート100%のものを選びました。

5.当て木


まっすぐである程度の厚み、大きさの木
穴あけの時に使用します。

6.インパクトドライバー


アクリル板に穴をあける際に必要。ホームセンターで買えます。
ハードオフなんかでも、中古が売ってるみたいですね。


7.ドリルピット


ワイヤの太さに合わせ、2.5mmのものを使いました。こちらも併せてホームセンターで買えます。

訂正:より良いツールが見つかりました。以下参考にどうぞ 2022/9/4更新


※アクリル板専用ビットですが、3mmでOK。


8.他に必要なもの

他は
・ハサミ
・セロテープ
・ドライヤー
・竹串(もしくはつまようじ)

どこのご家庭にもあるものです。



では、実際に制作に取り掛かりましょう。

デザイン決め


まずは、作りたいものを決めます。
Moon看板をもう一度作ってもしょうがないので、今回はシンプルにこのフリー素材のハートを使ってネオンサインを作っていきます。

作るものが決まったら…印刷or書き出しを行います。

ELワイヤの位置決め、穴あけ位置決め


印刷、書き出しを行ったものに
ワイヤと穴の位置を示す印の書き込みをしていきます。

実際にELワイヤを這わせるなら…こんな感じ?
ポスカでの書き込みがやりやすいかもしれません。

赤線にELワイヤを這わせ、黒点に穴をあける計画です。

印をつけ終わったら、アクリル板に貼り付けます。

※今回はムーン看板を作った際に出たアクリルの切れ端を使っています。

穴あけ


アクリル板を固定して、電動ドリルで穴をあけます。

ピイスケ
ピイスケ

かってぇ~!!!

これが固いこと固いこと。

かといって疲れて滑らせてアクリルを傷つけたり、穴をあける位置を間違えると(自分が)凹むので注意。

また、当然のことながら電動工具は使い方を誤ると不運(ハードラック)と踊(ダンス)する元になります。
正しい方法で細心の注意を払って使用してください。

穴をあけ終わりました。

ELワイヤを通す。

ここからが本番!
失敗するとまぁまぁ汚い仕上がりになってしまうので、集中して取り組みましょう。
手順自体は単純で…

A.アクリルの裏側から表側へELワイヤーを通す。

B.表から裏へにELワイヤーを通す。

C.次の穴までの距離を考えて熱収縮チューブをカットしたものをかぶせて、ドライヤーで収縮。



これを繰り返します。

とはいってもさすがにこれだけでは曲線などは綺麗に固定できない為、接着剤などを使います。

竹串やつまようじを使って接着剤を塗って…


セロテープで固定して…

乾くまで待つ!!

ポイント
モンスター
ポイント モンスター

ワイヤーの弾性を生かす」という意識が綺麗な看板を作るためには必須。

そして全部の穴にワイヤを通し終わったら…。

紙とセロテープをすべて外します。

ワイヤの終端部分については…

カットして…

収縮チューブを被せドライヤーで収縮。絶縁処理をしておきます。

完成!

早速、光らせてみましょう。

ピイスケ
ピイスケ

よい。

さらに、あれをこうしてこうすると…

ピイスケ
ピイスケ

これは愛のビッグバン。

ポイント
モンスター
ポイント モンスター

💯~!!

ELワイヤー看板の使いどころを考える。

この美しいELワイヤー看板。
ネオン管に比べて

・電気代が少ない
・安全
・安価

という特徴があるのですが、

重大な欠点があります。
それは…

暗がち~!!

というところです。

昼間では…こんな感じ



夜、天井照明をつけている部屋では…こんな感じ

ピイスケ
ピイスケ

微妙だな~

なので実際に使用するとすれば…
間接照明を使った薄暗い感じの部屋で使うのがよいでしょう。

ピイスケ
ピイスケ

いい感じ。

まとめ

勢いで始めてみたのですが、これがなかなか楽しい。
作業中は無心になるので余計なことを考えずに済みリラックスできますし、
思っていたよりも綺麗に成果物ができると、うれしくなります。

思ったより気軽にできるので皆様も是非真似してみてください!

私は自分が愛するものをモチーフにした看板を作りまくって、部屋をラブであふれさせたいと思います。

それでは!

↓関連記事です。興味あればお読みください。

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