【シベリアで深呼吸】シベリア・アバカン旅行(新婚旅行?)で心と体をリセットした話【その2】

ピイスケ
ピイスケ

こんにちは。ピイスケです


↑の続きです

ロシアに到着して…朝


ここ…どこ?

夜が明けるとそこは別世界、改めて自分がロシアにいることを実感しました。


知らない天井…どころではありません。全てを知りません。

・ロシア語できない。
・どこに行くか決めていない
・明確な目的もない。


ここまで準備ゼロでロシアに行った日本人は大黒屋光太夫以来ではないでしょうか。
ある意味レアです。そういう意味ではバイアスなしでのロシアの感想をお伝えできるでしょう。

空港から実家へ出発

クラスノヤルスク空港から妻の実家までは、義父が運転する車で向かいます。

妻曰く、

妻

もうすぐだよ!


とのこと。

道中車を停めてもらって沢山写真をとりました。(私と妻とお義母さんと弟)

雄大な景色と、清潔な空気がとてもいい感じです

北海道に住んでいる人はロシアの風景について、「北海道に似ている。」という感想を抱くとか抱かないとか。私は関東に住んでいる人間なのでただ広いということだけで感動してしまいました。

広いなぁ…

ガソリンスタンド。牛に支配されている…
ガソリンは現在の価格でリッター87円、当時の価格で50円前後といったところでしょうか。


何枚も、写真を撮りました。

でっけぇ…

…でっけぇよ、確かにでっけぇんだけどさ…

…いつ着くの?

妻に聞いてみると、

妻

クラスノヤルスク空港から大体5時間くらいかな。

とのことでした。


もうすぐって言ったよね?

途中で食べた、ご飯。シャシリクです。しっかりとした味付けながら、濃い肉の味も感じられておいしかったです。

腹ごしらえをした後は眠くて眠くて、仕方ありません。

妻

寝てていいよ。

とは言われても義父と出会って2回目。流石にそこまでリラックスは…


ピイスケ
ピイスケ

zzz

完膚なきまで爆睡。

申し訳ございませんでした。

そして本当に5時間くらいかかって、実家に到着。
妻の家族がお出迎えしてくれました。

実家の猫(ロクシー君)も見慣れぬ客人に興奮気味。

ヘブン状態!!

実家の周りを散歩

挨拶を終え、荷物を置いたら実家の周りを散歩します。

ザ・ロシアの田舎という感じの街並み。

街並みを見下ろせる小高い丘へ。さほど大きくない町だということがわかります。

丘を登っていくと現れたこの景色、どこかで見たことあるような…

マイクロソフトXPのアレ
ピイスケ
ピイスケ

並べてみたら意外と似てないという…

実家の近くには、エニセイ川という川もあります。

義父
義父

泳いでもいいけど…水量が多くて見た目より流れが速いから注意してね。

というロシアンジョークをスルーして、川辺を歩きます。

ピイスケ
ピイスケ

すぅ…

ピイスケ
ピイスケ

はぁ…

何年ぶりに深呼吸したんだろう…

唐突に、働いていたころの記憶が蘇ります。

朝から晩まで働いて、会社のソファで睡眠をとり、キーボードを叩く音と電話の音で目を覚ます…

シャワーを浴びたら、また仕事を始めて…
誰かに期待したり、期待されたりしながら…数字を追い続ける。

そんな毎日の記憶です。

ピイスケ
ピイスケ

全てが終わった…。


ピイスケ
ピイスケ

あの会社で働き続けることが正しい道だったとしても…私には無理だったな…
私にとって、その正しい道は地獄だったから…

生きるために仕事をするべきなのに、仕事のために生きてしまっていたということを遠い異国の地でやっと気づけました。

私はロシアでは何一つできないはずなのですが…今までに感じたことのないような自由を感じたのを覚えています。

ガチガチに緊張していた心が、ここでようやく緩んだような気がしました。

ピイスケ
ピイスケ

空気っておいしいんだね…

初めてのロシアでの夕食

この日ごちそうになった夕食。

あくせく働いていたころの癖なのか、

義父
義父

そんなに急いで食べなくても大丈夫だよ。

と言われてしまいました。

時間を気にせずにゆっくり食べる優しい味付けのごはんは…一際おいしかったです。

この日は義兄の家に泊まらせてもらいました。

↓続きです。


2 COMMENTS

ぼん子

エニセイ川のほとり、歩いてみたいです。
素敵な写真ばかりでうっとり〜

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