【シベリアのおもてなし】シベリア・アバカン旅行(新婚旅行?)で心と体をリセットした話【その7】

ピイスケ
ピイスケ

こんにちは。ピイスケです


↑の続きです

市街を散歩

この日はмаршрутка(マルシュルートカ 小型バス)に乗って街へ繰り出して散歩します。

アバカンのバスは運転手さん+乗務員さん二人のスタイル。
このバナナの乗務員の方は運転手さんの娘さん。ひまわりの種を食べながらゆるく仕事していました。


綺麗な街並み

レーニンの壁画。ソ連感のある配色。

シベリアの野良猫。マンホールがあったかいみたい。

人懐っこい。

教会。

ワンちゃんもいた。

こいつもまた人懐っこい!!ずーっとついてくるので飼いたくなりましたが、こらえました。

カザノフカ保護区ミュージアム(Музей-заповедник Казановка)

午後は義父に連れられ、カザノフカ保護区ミュージアムへ。葉が綺麗に色づいて、景色がとっても鮮やか。

馬もいた。

このミュージアムではハカス人の生活様式や、ハカスの文化などが紹介されています。

上の写真のような建物の一つ一つが博物館のようになっていて…

中はこのような展示物がたくさんあります。

上記はシャーマンについての展示。ハカスには今でもシャーマンがいるそうです。
↓興味ある方はgoogle翻訳してお読みください。

妻の家族の岩(クルガン)

この岩は、妻の家族(親族)のクルガンです。一部のハカス人にはこのように自分たちだけの特別なクルガンがあるのです。(クルガンについてはこちらを参照

※このおじさんはガイドの方です。

こうして願いを捧げます。

妻も捧げる。

義父も。

しばらく展示物を見て回っていると、辺りに霧が立ち込めてきました。

そして…

霧は雪に変わり…

シベリアに冬が訪れました。

紅葉と雪。

シベリア流のおもてなし

丁度そのタイミングで、何やら催し物が始まりました。

民族衣装を身にまとった方々が建物から続々登場すると…

演舞が始まります。

ピイスケ
ピイスケ

雪の降る中行われる演舞、なんだか幻想的…

寒さも忘れ、魅入ってしまいました。

演舞が終わると、言われるがまま建物の中へ案内されます。

そして言われるがまま民族風の衣装を渡され、それを着る私…

何が何やらわからない私が妻に尋ねます。

ピイスケ
ピイスケ

何が始まるんです?

そして妻から告げられる衝撃の一言。

妻

妻

結婚式

ピイスケ
ピイスケ

!?

なんと…サプライズで結婚式がセッティングされていたのです。
私も、妻も知らない、完全なサプライズ。

企画したのは義父とその姉。

義父
義父

😊

ニコニコでサムズアップする義父。男前すぎるだろ。

やけに親族が多く来てるな…と感じてはいましたが、結婚式というなら納得です。

この為にわざわざモスクワから来てくれた親族もいました。
ありがたい。

厳かな雰囲気の中、演奏が行われます。

演奏の最中、今までの様々な思い出が頭を巡ります。

人生に絶望して…バイトして…中国へ留学して…友達に呼ばれて…そこには妻がいて…

付き合ってから、私だけ日本に帰って…長い間遠距離恋愛して…

それから日本で暮らして…

そして今ここシベリアで結婚式をしている。

奇跡。

この出会いは奇跡としか言いようがないでしょう。

「妻や、その家族との縁は絶対に大事にしよう。」
そう心に決めました。

そして

「これからどんな人との新しい縁があるだろうか。」
それを考え、ワクワクしたのでした。


式が終わった後は、これまた超本格的な民族風の料理がふるまわれます。

ヤギ肉のスープと、ナッツ類でできた団子。このお団子は砕いたナッツをきな粉で固めたような素朴な味でおいしかったです。

集合写真。手前の三人の子供たちはゴプニクスタイルでカッコつけていますが、三人とも善良な子供たちです。

不思議な縁の力と圧倒的な自然。それらを感じながら、この日も早々に床に就いたのでした。



↓続きです



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